2007年01月29日

土佐清水市に第20号のヘンロ小屋が完成しました。

愛媛県愛南町の会員で大森さん、寿川さんの両氏からいただいた情報です。

平成19年1月27日(土)午前9時30分から 高知県土佐清水市足摺岬大戸公園で行われた、ヘンロ小屋第20号足摺“しんきん庵”(歌一洋さんを中心とする「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋をつくる会」支援)の落成式に、場所的に一番近い愛南町の会員寿川忠夫及び大森寿人が出席しました。なお、会員の村上敬さんがヘンロ小屋をつくる会愛媛支部長として出席しておられました。
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完成したヘンロ小屋第20号足摺「しんきん庵」。挨拶しているのは、歌一洋さんです。ヘンロ小屋は、海に向かい、羽ばたく鳥の羽をイメージしたものだそうです。


午後からは、大月町へんろみち保存会の西田忠雄さんのご案内で、大月町のへんろ小屋と復元された旧へんろ道、西田さんの家で保存してこられた俵につめた古い納め札などを参観しました。
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大月町大浦に建てられたヘンロ小屋です。
屋根は竹の半割り、柱は間伐材で、簡素なつくりです。

ヘンロ小屋2.jpg
大月町の道の駅に建てられたヘンロ小屋です。

復元された大月町の旧へんろ道は、大月町大浦から月山神社を経て赤泊地区までのものですが、月山神社から赤泊まで実際に歩きました。落ち葉がクッションになって実に歩きやすく、途中に展望が開ける箇所もあり、すばらしい道でした。

各地でへんろ道文化の維持、充実のため尽力されている情況を肌で感じ、大変有意義な一日でした。
(会員 寿川忠夫 大森寿人)
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2007年01月24日

世界文化遺産、「四国遍路道」は継続審査。暫定リスト追加掲載に向けてこれからも前向きに推進を。

文化庁は23日、ユネスコに提出する世界文化遺産登録の暫定リストに載せる国内追加候補四件を発表しました。残念ながら四国4県が共同提案した「四国八十八箇所霊場と遍路道」は選ばれず継続審査となりました。
文化庁の審議では、「地域社会と一体となった遍路文化が数百年に渡って伝承されている希有な資産である。回遊巡礼路の総長が極めて長く、霊場巡礼の機能を四国の地域社会が支え続け、生きた文化資産として現在に確実に継承されていることから、価値は高い。」と評価されました。
しかしながら、課題として国内外の観点から回遊巡礼の資産の位置付けの明確化が必要。保護の対象とする構成資産が明確でない。ほとんどの資産が史跡等に指定されてなく今後の指定の見極めを。霊場及び遍路道を中心に線状・回廊状の区域の全体を視野に入れた保護手法。世界的な文物交流の観点からの証明。連携協力では複数県に及ぶので合意形成のありかたを十分見極めることが必要などの点が挙げられました。
「四国へんろ道文化」世界遺産の会代表世話人
小山田憲正氏(58番札所仙遊寺住職)
「昨年から行政、霊場会などの皆さんの気持ちが動き出したところ。次があります。遍路道の清掃などに取り組むボランティアの方々と和をもって、お遍路さんから力をもらいながらこれからも前向きに進めます。多くの人に八十八箇所の素晴らしさを伝えていく時間を与えてもらいました。」
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2007年01月22日

35回世話人会を開催。活動計画などについて熱い想いが飛び交う会議でした。

1月20日(土)、松山市のコムズ(松山市男女共同参画推進センター)にて第35回世話人会が開かれ、20人の出席のもと会の運営方針などで活発な意見が交わされました。今回はみかん一座を主宰されている戒田節子さんも特別参加され、今年6月に東京・吉祥寺と松山の2箇所で行われるミュージカル「夢へんろ〜どんな時も希望をすてず〜」の公演について説明がありました。このミュージカルは引きこもりなどの若者を支援しているNPO法人ニュースタートとの共同公演。様々な事情を抱えた人たちが、四国をお遍路しながら新しい自分を発見し、明日への一歩を踏み出す物語です。このみかん一座の公演に「四国へんろ道文化」世界遺産化の会として、積極的に応援をすることで承認されました。具体的な計画はこれから詰めていくことになりますが、協働してへんろ道文化や四国の素晴らしさを啓発していければと思います。
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世話人会・会議の様子。

徳島阿南市の阿瀬比・加茂癒しの道クリーンアップ作戦(不法投棄のゴミ撤去作業)が2月18日(日)に行われるのにともない、美化推進委員会に資金カンパとして世話人の方々のお布施(?)で送金することにしました。ご協力ありがとうございました。
続いて愛南町の寿川、大森の両氏から3月10・11日の「トレッキング・ザ・空海あいなん」の説明がありました。会員の方には詳しい案内パンフを後日郵送でお送りします。当会も後援していますので多くのかたのご参加をお願いします。
世界遺産登録に向けての行政への要望は、署名簿を添えて2月中旬頃に県知事に提出することになりました。多くの方々から頂いた署名が我々の会の活動をバックアップしていただいていることを肝に銘じ、より効果的な活用をしていきたいと考えています。
今年度の総会&フォーラムの開催地については、渡辺事務局長から南予・三間町での開催が提案されました。詳細が決まりましたらお知らせいたします。これとは別に、いま社会的にも注目されている四国遍路を広く日本全国の方々に知っていただくためにも、東京でシンポジウムを開いてはどうかという意見も出ました。予算の問題もありますが、実施に向けて事務局で詰めていきたいと考えます。
また、当会が主体となって行う実践的な活動についても議論がなされ、ヘンロ小屋の建設(仙遊寺)や遍路道でのトレッキングの開催などご意見をいただきました。これも具体的な実施計画が決まればお知らせいたします。

今回は世界遺産登録が一歩進み始めたことを受け、活発な意見交換が行われ有意義な世話人会になりました。次回は3月24日の開催予定です。
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2007年01月19日

四国商工会議所女性会連合会が「四国八十八箇所霊場と遍路道」の世界文化遺産登録に向けた要望書を四県知事あてに提出。

1月17日、各県の県商工会議所女性会連合会がそれぞれの県知事あてに、四県で協議会を設置し、保存管理などの課題解決に取り組むことを求める内容の要望書を提出しました。
同連合会は2004年から四国遍路の世界遺産登録を目指し、勉強会や普及活動を行っています。今回は昨年11月に四県が共同で世界遺産候補として文化庁に提案したことに伴い、あらためて推進協議会の早急な立ち上げ、登録要件の照合や範囲の確定作業、景観条例制定、民間代表者との協働会議の設置などの課題解決に向けての迅速な解決を求めています。

2007年01月18日

足摺岬に新しいヘンロ小屋が完成。1月27日に落成式。

歌一洋さん(建築家、近畿大学教授)がおこなっている「四国八十八ヵ所ヘンロ小屋をつくる会」の沖野和賀子高知支部長さまから、新しいヘンロ小屋の落成式のご案内をいただきました。
これは高知県足摺岬大戸地区にできる「足摺(しんきん庵)」で高知県内では第11号棟、四国ヘンロ小屋としては第20号棟目になります。財団法人幡信用金庫まちづくり基金様のご協力で建設され、土佐清水市へ寄贈されます。
小屋の落成式および贈呈式が、1月27日に執り行われるそうですのでご参加される方は下記までお問い合わせください。当日はメダカの放流や健康歌謡体操、もち投げなども予定されています。

開催日時=平成19年1月27日(土) 午前9時30分より
開催場所=土佐清水市足摺岬大戸公園内
お問い合わせ先=「四国ヘンロ小屋をつくる会」事務局(豊田)
        電話 06−6252−4772
        大阪市中央区南船場4-10-29さつきビル5F
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2007年01月17日

徳島・阿南市の遍路道のクリーンアップ作業が2月18日に行われます。

徳島の会員でもある徳島共生塾一歩会理事長の新開さんから、2月18日(日)に阿南市の遍路道周辺の不法投棄されたゴミなどを撤去する取り組みのご案内がありました。
これは阿南市の地元市民団体が行政と一緒に取り組む、大がかりな清掃活動だそうです。多くの方の参加を募っていますので、是非ご協力ください。参加のお申込、お問い合わせは
・阿南市桑野公民館 電話0884−26−1644
・徳島共生塾一歩会 電話0885−32−5358
または、「四国へんろ道文化」世界遺産化の会 事務局 電話089−934−6088までご連絡ください。
現地地図↓
作業現場地図.pdf

この件に関して、取り組み状況などが徳島新聞に掲載されていましたのでご紹介します。
徳島新聞(1月11日付)
阿南の遍路道にごみ散乱 住民ら美化へ、11日に実行委設立
阿南市阿瀬比、加茂両町の遍路道で長年、廃家電などのごみが不法投棄されていることが分かり、徳島市のNPO法人・徳島共生塾一歩会と阿南市ボラティア連絡協議会、地元住民が美化活動に乗り出すことを決めた。投棄場所は四国霊場二十一番札所・太龍寺から二十二番札所・平等寺に向かう県道沿い。
四国四県が「四国八十八カ所霊場と遍路道」の世界文化遺産登録を目指している時期だけに、関係者は「文化遺産に不法投棄は許されない」と、ごみ一掃へ意欲を見せている。
一歩会の新開善二理事長によると、県道阿南小松島線沿いの太龍寺の東約三キロの投棄場所には、廃家電や古タイヤ、空き缶など推定十五−二十トンが二キロにわたって不法に捨てられている。地元住民らが清掃を続けても投棄は後を絶たない上、山の斜面やがけ下など地形上、作業が困難な場所も多く、対策に頭を痛めていた。
昨年春、歩き遍路の人から指摘を受けた一歩会が、地元団体や行政に協力を呼び掛けて本格的な清掃に乗り出すことにした。
関係者は十一日、「『阿瀬比・加茂癒しの道』美化推進実行委員会」を設立し、清掃の手順などを詳細に決定。二月十八日、二百人態勢で清掃活動を行うことにしている。急斜面などがあるため、登山団体にも参加を求める予定。
新開理事長は「遍路道が汚れていては心の救いや癒やしを求めることができない。活動を通じて四国全域の遍路道の環境美化につなげたい」と話している。
阿南市内では二〇〇四年にも遍路道となっている福井町の県道山口鉦打線沿いで大量の不法投棄が見つかり、一歩会や地元団体が大規模な清掃活動に取り組んだ。
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2007年01月08日

朝日新聞(1月7日付)に、ー世界遺産へ「国内予選」四国遍路道など24件応募ー今月23日選定ーの記事が掲載されました。

平成19年1月7日(日)の朝日新聞社会面に、世界文化遺産暫定リストへの国内候補が23日に選ばれることが記載されていました。
また、1月8日(月)付の愛媛新聞にも同内容の記事が掲載されていました。

asahi.comにも同内容の記載がありましたので、以下ご紹介します。

「我こそ世界遺産」自薦24組選考待つ23日に候補地
世界文化遺産に推薦するための暫定リストに載せる「遺産候補」が23日、文化庁の文化審議会文化財分科会で選ばれる。初の公募に全国から24件の応募あった。住民合意や先発組との差別化などの課題を抱え、選考結果を待つ。

■経済効果
「四国活性化につながれば」
公募に手を挙げた「四国八十八箇所霊場と遍路道」(四国4県)は、地元経済界が火付け役だ。その中心だった香川経済同友会の森真佐男事務局長は「おもてなし文化」のPRと同時に、経済効果も期待する。
いい手本がある。04年7月に世界遺産になった和歌山など3県の「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」。
04年の観光客は03年から79万人増え、経済効果は78億円増―。地元の民間調査機関は、こう試算した。
「紀伊山地の世界遺産登録後に、登録への陳情が目に見えて増えた」と文化庁もいう。文化遺産の候補はこれまで同庁が直接選んできた。公募は今回が初め
て。「遺産保全に地元の合意形成が欠かせない」という理由からだ。
■維持費の壁
だが、昨年11月末までの約2カ月間に応募した24件の中には、地元の足並みの乱れも目立った。
「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)からは、県の当初案に入っていた絹糸紡績所(高崎市)などが抜け落ちた。
紡績所が遺産登録されると、人件費を含む年間の維持管理費は、市の文化財予算に匹敵する1億5000万円――。高崎市はそうはじき出した。
県に文化財の維持費の負担などを尋ねたが、明確な回答がないままだったという。「登録後の保全は市が実質担う。旗を振るなら、応分の手当てを示すべきだ」と担当者。
■似たもの同士
すでに遺産登録されたり暫定リストに入ったりした先発組との差別化
に悩むところもある。
「金と銀の島、佐渡」(新潟県)は、01年に暫定リスト入りした石見銀山遺跡(島根県)との違いを打ち出すのが課題だった。
このため、鉱山開発で移住した人々が伝えた人形芝居や狂言などの芸能から、人口の急増を支えたはえ縄漁業や棚田まで「島の独特な文化」と強調した。98年から登録運動をしていたが、石見銀山に先を越された。地元の佐渡市教委は「資料の保存状況や鉱山の歴史の長さは、佐渡の方が優れている」とPRする。
■「先発組」も課題
広島県廿日市市の厳島神社は、登録された96年の168万人から翌97年には190万人に。だが98年には154万人と再び下落。登録前から有名な観光地だったところほど、観光客の増加は一時的だ。
ただ、外国人観光客は96年の3万2000人から05年の7万2000人へと徐々に増加。地元の宮島観光協会の浜田敏博専務理事は「世界遺産の効果はじわじわと出てきた」。
逆に、観光客の急増が新たな問題も生む。95年に合掌造りの集落が登録された岐阜県白川村。
人口2千人弱の豪雪の村に来る観光客が年140万人に倍増した結果、集落周辺の渋滞やゴミのポイ捨てに悩む。村は「景観を守るための世界遺産なのに、景観に問題が出てしまった」と、集落周辺の車の乗り入れ規制などに取り組む。
生活上の規制もある。 岩手県平泉町の中尊寺など、奥州藤原氏ゆかりの史跡は昨年12月にユネスコに推薦された。08年の登録を目指す。
登録を見据え、町は05年1月、景観条例を制定。新築の家は和風建築が原則。史跡からの眺めが変わるような木の伐採は区域の縮小も求める。
01年の暫定リスト入り前から、町は何度も住民説明会を開いた。「一番大変なのは住民合意」と町の担当者は言う。

2007年01月04日

2007年、明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。いよいよ世界遺産登録に向けての新しい年が始まりました。昨年の後半から世界文化遺産登録の動きが活発になり、期待の持てる年になりそうです。今月の中旬には文化庁の第3回世界文化遺産特別委員会で暫定一覧表追加物件の選定がおこなわれ、19日には了承の発表があると思われます。もちろん追加リストに載ることが一番ですが、残念な結果になったとしても私達の運動は続けていかなければなりません。へんろ道文化には「共に生きる」という共生の場として世界に誇れる平和理念が存在しています。「四国八十八ヶ所霊場と遍路道」を四国が誇れる文化として、世界に発進していきたいと考えます。今年も会員の皆様の一層のご支援をお願いいたします。
なお、昨年末にNHKが「四国へんろ道文化」世界遺産化の会の活動を仙遊寺で取材されました。当会の小山田代表を中心に2007年にかけるというテーマで、5日の朝7時台後半のローカルニュース枠で放映予定です。ぜひご覧になってください。
また、20日(土)午後2時からは松山市・コムズにて今年最初の世話人会が開催されます。お時間のある方はお気軽にご参加ください。
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