2007年08月17日

「近いぞ!徳島 まるごと徳島展」にいってまいりました。大阪の会員・佐々木さんからのご報告です。

 以前お知らせしていました、徳島県大阪事務所主催の「近いぞ!徳島 まるごと徳島展」が近畿中国森林管理局で開催されました。
これに「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋をつくる会」事務局が出展していました。
 大阪の会員の方(佐々木さん)がご覧になってレポートを頂きましたので、皆様にご報告します。

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「近いぞ!徳島 まるごと徳島展」にいってまいりました。

 最終日の午前9:00ごろに現地に行ったのですが、ロビーに人気がなく、誰もいませんでした。 写真参照いただくとわかるのですが、「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」は、スペースも広く、なかなかよい展示であったと思います。(エントランス入って、すぐ正面なのでポジションもよいです)
DSCF6326.JPG
しかしながら、ただパンフレットや掲示物が置いてあるだけで
地味であることは否めませんでした。
この『徳島展』ですが、ヘンロコーナーだけではなく、どのコーナーも説明する人などもおらず、この徳島展が行われているかどうかもわからないほどひっそりしていました。
私は、東京ビッグサイトほどとは言いませんが、各ブースで案内する人が何人かいて、徳島を紹介するものだと勘違いしてましたので
少し期待はずれでした。
結局30分ほどそこにいましたが、客は私だけでした。
以上、ご報告いたします。
posted by 88henro at 18:25| 会員へのご案内

2007年08月14日

文化芸術懇談会in徳島で四国遍路を世界遺産にテーマにパネル討論が行なわれました。

 8月7日に徳島市・徳島県郷土文化会館にて「おどる国文祭〜開催記念イベント〜」の一環として「未来へ引き継ぐ四国遍路文化」と題してパネル討論が開催されました。遺産化の会からは小山田・武田両代表をはじめ藤岡氏、白石氏、新開氏、事務局から松木が参加しました。
徳島9
 このパネルディスカッションの中で加戸愛媛県知事は、民間の盛上がりの重要性を述べ「みかん一座」の公演やわれわれの「四国へんろ道文化」世界遺産化の会の署名簿などの活動を例に、世界遺産登録にむけて四国がひとつになって連携する時期であると述べられた。この様子は徳島新聞にも紹介されています。
(以下、8月8日付けの徳島新聞より)
四国遍路世界遺産登録へ連携 徳島市で4県代表ら討論 
 四国遍路の良さや遍路文化を守る方策について、四国四県の代表が文化庁長官を交えて語り合うパネル討論「未来へ引き継ぐ四国遍路文化」(同庁、徳島県主催)が七日、徳島市内の県郷土文化会館で開かれた。約六百人が聞き入り、世界遺産登録の目標に向かって、四国の産官学が連携を強化することの重要性をあらためて確認した。
 青木保文化庁長官をコメンテーターに、香川県のNPO法人「遍路とおもてなしのネットワーク」の梅原利之理事長(JR四国会長)、加戸守行愛媛県知事、 真鍋由子高知県商工会議所女性会連合会長、徳島文理大のディビット・モートン客員講師の四人が意見交換。飯泉嘉門徳島県知事がコーディネーターを務めた。
 四人は遍路文化を守る意義や未来へ引き継ぐ方策について話しながら、四県が連携して世界遺産登録への機運を盛り上げることの大切さを訴えた。
 モートン客員講師は、歩き遍路を体験した大学生の感想文を紹介しながら、「互いを助け合い、平等に扱う文化を、外国人と多くの日本人に知ってもらう活動 を続けなければならない」と強調。加戸知事は「民間の盛り上がりが文化継承への原動力になる。今こそ四国は連携する時期に来ている」と呼び掛けた。
 梅原理事長は遍路道の整備やメディアを通じたPR面といった課題を挙げながらも、「どこにも負けない最高の文化が世界遺産になるのは当たり前。そんな気概を持ちたい」。真鍋会長は「四国に大きなうねりがきているこの『ご縁』を逃すことなく活動したい」と意欲をみせた。
 青木長官は「お接待文化は非常にユニーク。四国に開かれた心、行動があることを世界に示すことは、世界遺産への基礎になる」と語った。
 パネル討論は文化庁の文化芸術懇談会の一環で第二十二回国民文化祭・とくしま2007(おどる国文祭)の記念イベントとして実施された。(以上、徳島新聞より)
徳島おどり.JPG
 この討議に先立ち、文化庁の官房政策課の小松課長より「文化庁の施策説明「文化芸術の振興に関する基本的な方針」の説明があり、日本の文化芸術に対する予算の適切性や地域における文化芸術活動に対する支援事業などについて述べられた。また、討論の後には徳島の代表的な阿波踊りの著名連による踊りの披露がありました。
posted by 88henro at 14:57| 会員へのご案内

2007年08月06日

接待・思いやりの心学ぶ 鳴門−板野、児童ら5キロで歩き遍路―徳島新聞から

 以前お知らせしていました、「歩き遍路体験」の記事が徳島新聞(8月6日付)に掲載されていました。これは社団法人日本青年会議所四国地区協議会が、8月4日(土)・5日(日)の2日間で小学生とその保護者を対象に、四国に残る遍路文化を通じて育んできた「おせったいの心」や「助け合いの心」を、次世代を担う子供たちに伝えるためのきっかけ作りにと、夏休みを利用して清掃作業をしながらへんろ道を歩こうというものです。

接待・思いやりの心学ぶ 鳴門−板野、児童ら5キロで歩き遍路
(徳島新聞8月6日より)
 四国四県の小学生二十五人が五日、四国霊場一番札所の霊山寺から三番札所の金泉寺までの約五キロで歩き遍路を体験した。子どもたちに接待や思いやりの心 を学んでもらおうと、社団法人日本青年会議所四国地区協議会が今年初めて実施した。
 参加した小学生と保護者計八十五人は午前九時半に、鳴門市大麻町の霊山寺を出発。二時間半かけて板野町大寺の金泉寺に到着した。真夏の日差しに、親子全員が汗びっしょりになって、励まし合いながらゴールを目指し、道中では道端のごみを拾うなど清掃奉仕にも取り組んだ。
 これに先立って参加者は四日、十九番札所の立江寺(小松島市立江町)に集合。庄野晃隆副住職から四国霊場八十八カ所の歴史や寺の参拝方法などを教わった。
 愛媛県宇和島市から父親とともに参加した山口雄大君(11)=住吉小五年=は「参拝のときに読んだお経は難しかった。これまで、霊場をめぐったことはなかったけど、興味がわいてきました」と楽しそうに話していた。
posted by 88henro at 19:50| 会員へのご案内

2007年08月02日

観光を通じて四国の魅力を全国に発信しようと、四国観光シンポジウム「夢四国21世紀―心と自然回帰の旅」(日本経済新聞社・四国観光シンポ実行委員会 主催)が27日、東京都内で開かれました。

「'07四国観光シンポジウム 夢四国21世紀 - 心と自然回帰の旅」
が東京・日経ホールで開催されました。
 四国遍路に関して頼富本宏氏(種智院大学学長)が「拡がり、深まる、四国遍路の世界」と題して講演がありました。そのほかイグナシオ・ドゥカセ氏(スペイン政府観光局局長)から「スペイン観光とサンティアゴ巡礼道」について、パネルディスカッションとして「四国は観光の宝庫。来て歩いて、感じてほい。」をテーマに四国4県知事たちの出席で行なわれました。
 以下、会員の山川様から詳しいレポートをいただきましたので、ご紹介いたします。

‘07四国観光シンポジウム [夢四国21世紀−心と自然回帰の旅]
−四国八十八ヵ所を歩く。四国の自然を満喫する− 参加報告

2007年7月30日 やまかわ
開催日時:2007年7月30日13:00-17:30
場所:日経ホール(東京都千代田区大手町 日本経済新聞社8階)
参加者数:400名超

要約:四国の観光資源を活用するために、各県の取り組み状況が紹介され、今後4県がいかに協力していくか、関係者からの期待が表明されるとともに、知事らがそれぞれの考えを披瀝した。

1.主催者挨拶
(1) 日本経済新聞社代表取締役副社長 新井淳一氏
 中高年のウォーキングブームや日経新聞夕刊の四国遍路コラム、テレビ番組などにより、四国が日本の民衆の心の拠り所として注目され始めている。このシンポジウムにおいて、四国の観光資源のポテンシャルについて考えたい。
(2) 四国観光シンポ実行委員会会長・四国観光立県推進協議会会長梅原利之氏
 4年前に小泉前首相が観光立国宣言をして以来、観光が地域活性化の切り札と考えられている。この後の講演では、国の方針、遍路文化、巡礼地の世界遺産の事例について伺っていく。1人でも多くの人に四国に来てほしい。

2.特別講演「観光立国と地域の活性化」
国土交通大臣・観光立国担当大臣 冬柴鐵三氏
 観光とは、「国の光を観る、観せる」ということ。光とはすなわち観光資源であり、四国には、自然景観、文化・芸能、食材・料理など豊富な観光資源がある。国では、観光立国推進基本法に基づいて体制を整え、海外からの観光客誘致に力をいれており、成果を上げてきている。四国においても、ビジット・ジャパン・キャンペーン地方連携事業が展開されている。地方の活力なくして国の活力はなく、住んでよし、訪れてよしの観光まちづくりを推進し、地域の振興を図りたい。日間賀島、高知の馬路村などに成功事例からわかるのは、ありのままの歴史、文化・伝統、料理を生かすことが、観光振興につながるということである。(配布資料あり)
3.講演「拡がり、深まる、四国遍路の世界」
種智院大学学長 頼富本宏氏
 拡がり=修験などの厳しい修行とは違い、だれでも入れる敷居の低さ。深まる=エコツアーなどの新しい捉え方による深まり。四国遍路の世界=環境+人+観光で、心と身体が癒されるのが、四国遍路。遍路の歴史的成立、変遷、現状、新しい研究・取り組みの推進についてデータも交えて紹介された。1000年に亘る歴史の中で、第5期と呼べる数と質の拡大が見られる。空海の法要から始まり、メディアで取り上げられたり、展覧会が開催されたりしたことなどに起因している。車で札所を回る「点の遍路」が多いが、歩きによる「線の遍路」が見直されており、増加中。現代観光の必須要素は、交通(アクセス、トランスポーテーション)、宿泊(遍路宿、宿坊から新たな展開)、情報(メディア、インターネットの発達・普及)、食文化(グルメ、名産、名物)である。
■四国遍路の意義
・誰でも参加できる
・伝統的な型は一応あるものの、自ら選択することや定型ではないものも可能
・日常性の延長上にあるが、非日常の要素もあり、新しい見方・考え方を見出す契機にもなる
・前進的努力(遍路行)とともに、豊かな大自然や暖かいお接待に触れて、次第に安らぎを得るようになる
・安らぎと癒し −リフレッシュの場、心身と自然の再統合
・快・速・便・利の視点では、四国遍路の意義は十分にわからない
・「点の遍路」と「線の遍路」は常に基本
・人間の文化的営みの肯定と生命の再生
4.講演「スペイン観光とサンティアゴ巡礼道」
スペイン政府観光局局長 イグナシオ・ドゥセカ氏
 1993年世界遺産として登録されたスペイン サンティアゴ巡礼の道の歴史的成立の仮定や現状(人口より観光客が多い 年間5800万人)が紹介された。日本とスペインの共通点として、長い歴史文化遺産を大切にしながら、現代技術にも優れていること、巡礼の道があること、精神世界を大切にしていることなどが挙げられた。
5.パネルディスカッション「四国は観光の宝庫。来て歩いて、感じてほしい。」
〜地域の観光連携を、今後に生かす〜
パネラー
徳島県副知事 里見光一郎氏
香川県知事 真鍋武紀氏
愛媛県知事 加戸守行氏
高知県知事 橋本大二郎氏
自然、食、文化・芸能など、各県の観光資源のすばらしさ、映画の誘致、地域活性的取り組み、新しい施設の建設、体験型ツアーの企画などの新しい取り組みが、知事、副知事から披露された。いかに情報発信するか、地域的なハンディキャップを強みに変えていくかが課題である。遍路は、自然、お接待の心、文化に触れる観光資源として捉え活用していきたい。世界遺産には、申請することに意義がある。四国の夏祭りを東北四大祭りのようにプロデュースしてはどうか。88をキーワードにした取り組みをしてはどうか。(すでに各県地方銀行が「ミュージアム88 カードラリーin四国」を始めている。)具体的なアイディアも含め、各県が熱心に取り組んでいる状況が紹介された。各県の個性を活かしながらも、四国連携したい。四県の点を線にするプロセスが大切であり、今後は国内だけではなく世界へも四国や遍路を発信していきたいという橋本知事のコメントで締めくくられた。
以上
<参考情報>
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070727c6b2701b27.html
posted by 88henro at 17:02| 会員へのご案内