2008年06月24日

「四国へんろ道文化」世界遺産化の会の2008年次総会&フォーラムが、6月22日(日)松山市・コムズにて開催されました。

 2008年次の総会&フォーラムを松山市のコムズ(松山市男女共同参画推進センター)5階大会議室で午後1時30分から、会員など約35名が参加しておこなわれました。
 第一部の「四国へんろ道文化フォーラム」では愛媛大学法文学部教授で、四国遍路と世界の巡礼研究会の代表でもある内田九州男先生による「四国遍路と作法の変遷」と題した講演があり、いまでは参拝の作法としてスタンダードになっている三帰三堯や般若心経のお唱えは明治になってからで江戸時代はご詠歌が主体であった、明治以降の宗教的な政策ではないか、などといった興味ある内容でした。続いて同じく愛媛大学法文学部山川廣司教授から「世界遺産スペイン・サンティアゴ巡礼路の実情」のテーマで、2007年12月におこなった現地調査の経過をふまえて学術的見地から提言をいただいた。
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 そのあと当会の小山田代表を交えて3人による鼎談形式で四国へんろ道の世界遺産に関する問題や価値のあり方などを話し合いました。「サンティアゴ巡礼路は権力者が支えた路だが、四国の遍路道は民衆が支え維持してきた」「宗教と観光との関係に問題が生じてきている」「歴史的遺産というだけでなく現代に生きる我々が作って育てる必要があるのでは」といった意見を述べられました。
 引き続いて2008年次通常総会を開催し、2007年の事業報告や決算報告、2008年次の事業計画と予算案、会則の追加案や世話人の選任などの議案が審議され承認されました。特に今年度は5月に開催したへんろ道体験クリーンウォークなどのイベントを通じての主体的な実践活動に主眼を置くことになりました。その具体的な方法や内容については次回の世話人会で協議していくことで了承されました。

この総会&フォーラムの様子は23日の愛媛新聞や読売新聞などで報道されましたのでご紹介します。下記のファイルをご覧ください。
20080623-ehime.pdf
20080623-yomiuri.doc
posted by 88henro at 15:28| 会員へのご案内

2008年06月22日

「四国へんろ道文化」世界遺産化の会 会則

(名称)
第一条
本会は、「四国へんろ道文化」世界遺産化の会(以下「本会」という。)と称する。

(目的)
第二条
本会は、私たちの住む四国で発祥し、千二百年にわたって継承されてきている「四国へんろ道文化」の普遍的価値について、学び、行動し、検証して、その文化的水脈を私たちのまち・むらをより豊かで魅力的な地域社会に変革する運動に導く一方で、比類なき循環型巡拝路としての文化遺産の現代的意義と価値を世界に情報発信して、21世紀における人と人、人と社会、人と自然の共存・共生社会への道筋を示す平和的シンボルの道文化遺産として世界遺産登録をめざす。

(事業)
第三条
本会は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
(1) 学習・研究事業
ア 定例研究会の開催
イ フィールドワーク(調査・研究)事業
ウ 研究者・実践先達者との交流
エ フォーラム・シンポジウムの開催
オ 四国4県共同研究会の発足
(2) 広報事業
   ア 会報の発行
   イ 「四国へんろ道文化」についてのホームページ開設
   ウ その他広報諸活動
(3) まちづくり連携事業
ア ミニフォーラムの展開
イ 「本四国」・「ミニ四国」の実態調査
ウ 関係機関・団体への提言
エ まちづくり団体・グループとの交流とネットワーク
(4) 世界遺産化登録事業
ア 署名活動等の展開
イ 行政・企業・市民団体との協力、連携、提案活動
ウ 遺産化のための学術資料の整理
エ 会員拡大運動
オ その他必要な事業

(会員及び会費)
第四条
本会は趣旨に賛同する会員をもって構成することとし、次の会費を納めるものとする。
(1)個人会員(賛助会員) 年間1口 1千円
(2)個人会員(一般会員) 年間1口 3千円
(3)法人・団体会員 年間1口 1万円
2 本会運営趣旨に反対もしくは違反する会員があるときは、世話人会で協議のうえ、過半数の賛成をもって脱退させることができる。但し、年会費は返還するものとする。

(役員の種別及び選任)
第五条
本会に次の役員を置く。
(1)代表世話人    3名
(2)事 務 長    1名
(3)会   計    1名
(4)世 話 人    35人程度
(5)監   事    2名
    2 世話人及び監事は、総会において会員の中から選任する。ただし、欠員が生じた場合は世話人会の議決において補任することができる。
    3 代表世話人、事務長及び会計は、世話人の互選による。

(役員の職務)
第六条
代表世話人は本会を代表し、会務を総理する。
2 事務長は、代表世話人を補佐し、事務局を統括する。
3 会計は、会計経理を行い、事務長を補佐する。
4 世話人は、世話人会を構成し、本会の通常会務の執行を決定する。
5 前項の規定にかかわらず緊急を要する場合には、代表世話人と事務長が協議して処理を行う。
6 監事は、本会の会計を監査する。

(役員の任期)
第7条
役員の任期は2年とする。ただし、再任は妨げない。
2 補欠又は増員により選任された役員の任期は、前任者又は現任者の残任期間とする。
3 役員は、辞任又は任期満了後においても、後任者が就任するまでは、その職務を行わなければならない。

(総会)
第8条  
総会は、通常総会及び臨時総会とし、代表世話人が招集する。
2 通常総会は、年1回開催するものとする。
3 事業計画及び収支予算の決定ほか重要な事項については、総会の議決を経るものとする。なお、議決は出席会員の過半数とする。

(会計年度)
第9条
本会の会計年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。


(事務局)
第10条
本会の事務局は、代表世話人の指定する場所に置く。

(委任)
第11条
この会則に定めるもののほか、会の運営に必要な事項は、総会の議決を経て代表世話人が定める。

附則
1 この会則は、平成12年9月23日から施行する。
2 本会の設立当初の役員については、この会則の規定にかかわらず、設立発起人会で選任する。

              (平成14年6月15日 改正)
              (平成20年6月22日 改正)
posted by 88henro at 00:00| 会則

2008年06月13日

2008年度の「四国へんろ道文化」世界遺産化の会 総会&フォーラムを6月22日(日)に開催します。

 会員の皆さまには既にご案内しております、2008年次総会&フォーラムを6月22日(日)午後1時30分から、松山市・コムズ5階大会議室にておこないます。今年度は総会開始前に「四国へんろ道文化フォーラム」を愛媛大学法文学部の「四国遍路と世界の巡礼」研究会の内田九州男教授と山川廣司教授のお二人に、「四国遍路の作法とその変遷」および「世界遺産スペイン・サンティアゴ巡礼路の実情」と題して、それぞれご講演をしていただきます。お遍路さんの参拝の仕方などが時代とともに作法や唱えるお経などで変化している事実や、また、巡礼路として最初に世界遺産登録されたスペイン・サンティアゴ巡礼を昨年に訪れ、その巡礼の仕様や現地での住民の対応などの実情報告など興味深い内容です。
 一般の方の参加も大歓迎ですので、是非起こしください。当日の受付も承ります。詳しくは下記のファイルをご覧ください。

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2008年06月04日

へんろ道の文化的価値を知ってもらう「へんろ道体験クリーンウォークin三坂峠」を開催。大勢の参加者から「参加して大いに満足」「お接待のやさしさに感動」「世界遺産化の運動は意義のあること」などのご意見をいただきました。

 歩き遍路を体験してその文化的価値に触れながら世界遺産化への関心を持ってもらおうと、「四国へんろ道文化」世界遺産化の会が主催した『へんろ道体験クリーンウォークin三坂峠』が5月25日(日)におこなわれ、ゴミ拾いをしながら約10キロの久万高原町三坂峠から松山市恵原町までのへんろ道を歩きました。前夜来の大雨で当日の開催が危ぶまれましたが、キャンセルする人も予想より少なく、一般から176名、お接待スタッフ20余名の約200名の人たちがこのイベントに参加。
 送迎バスの乗車人数の関係で恵原集会所集合、松山市駅集合、久万高原町役場集合の3班に分かれ各50名の定員で受付、それぞれスタート時間をずらし出発地点の三坂峠に移動後、小山田代表などの開会の挨拶で始まりました。途中では旧遍路宿「坂本屋」や「大黒座」、ゴールの恵原町集会所などで地元の方たちの心温まるお接待を受けました。
 また、へんろ道沿いのゴミ拾いなどでも協力していただき、大型のビニール袋で約15袋の空き缶やペットボトルなどの投棄されたゴミを収集できました。地元の方たちの日頃の清掃で思っていたより少ない量でしたが、それでも草を掻き分けて熱心に拾ってくれる人もいました。
 到着後には参加者からアンケートを提出してもらいました。回答は103名。参加者の年代は50〜60歳台が一番多く約半分。20〜30歳代も2割程度で最年少は1歳、最年長は81歳の方でした。またお住まいは松山市が約6割でしたが、県内では四国中央市や愛南町などからも。大阪や兵庫など県外からも参加してくれた方もいました。歩き遍路を経験した人は14名。参加した動機でへんろ道に興味があるからと答えた方は半分以上の52名。参加して、お接待に感動しました、これからもこのようなイベントを企画して欲しいなどのお声も頂きました。当会でも今後このような運動を通じて、へんろ道への関心が高まるよう努力していきたいと考えています。
 最後にこのイベントにご協力いただいた恵原町内会や坂本屋運営委員会、大黒座をはじめ久谷地区の方々に深く感謝申し上げます。また、後援や協賛していただいた行政、各種団体の関係者にもお礼申し上げます。

*写真はクリックすると拡大で見えます。
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恵原集会所での受付風景   松山市駅からバスに乗り込む参加者
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車中で当日の実施内容の説明 三坂峠で挨拶する小山田代表
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いよいよ歩きへんろの出発  雨上がりのへんろ道を歩く
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足元に注意して  道沿いのゴミを掻き分けて探す
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「坂本屋」でのお接待    焼印入りの特製お餅
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久谷の住宅街を歩く     大黒座前でのお接待
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拾ったゴミを分類して収集   恵原集会所でゴールの受付を
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閉会の挨拶は武田実行委員長 各所に取り付けた案内看板
posted by 88henro at 17:07| 会員へのご案内