2008年08月18日

最近の新聞報道から、四国遍路や世界遺産関係のニュースをご紹介します。

お遍路ガイド任せて/第2期養成講座スタート
(四国新聞 8月10日)
 香川県さぬき市にある四国霊場八十八カ所の上がり3カ寺や、お遍路の魅力を観光客に伝えるボランティアガイド役「おへんろつかさ」の養成講座が9日、同市 前山のおへんろ交流サロンで開講した。第1回は、現代の四国遍路のルーツとなっている江戸時代の遍路文化や空海の功績などについて学んだ。
 養成講座は、四国遍路ブームを踏まえた観光PRを目的に、市観光協会(十河孝男会長)が昨年度から開催。来年2月まで毎月1回、座学や上がり3カ寺での実地研修を行う。2期目の今回は市内外から57人の応募があり、抽選で受講者35人が決まった。
 この日は、木原溥幸徳島文理大教授(日本近世史)と同サロンの木村照一代表が講義。江戸時代に書かれた日記や文献を挙げながら、当時の遍路文化や四国霊場の成り立ち、信仰の意味合いなどについて解説した。

平泉、次は世界遺産「有望」=彦根城は姫路城と一本化を−ユネスコ局長単独会見
(時事通信 8月18日)

【パリ17日時事】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の松浦晃一郎事務局長(70)は17日までに、パリの本部で時事通信との単独会見に応じた。日本の世 界遺産候補9件のうち、今年登録が見送られた「平泉の文化遺産」(岩手県)について、「(登録基準の)顕著な普遍的価値の概念を練り直し、保護管理計画を 強化すれば2011年には登録が有望だ」と語った。
 松浦氏は1999年からユネスコ事務局長を務め、今年6月に著書「世界遺産」を出版するなど権威として知られる。
 7月の世界遺産委員会で登録延期とされた平泉について、松浦氏は日本側がユネスコ設定の6つの登録基準のうち、第3−6を選んで文書を作成した点に問題があったと指摘した。
 さらに、ユネスコの諮問機関が「平泉の一部物件は基準第2の『文化の発展に重要な影響を与えた価値観の交流を示すもの』に該当する」と評価していたと明かした上で、申請の枠組みを変更するよう求めた。
  92年に候補の暫定リストに記載されたまま、推薦のめどが立っていない彦根城(滋賀県)については、「単独登録は難しい」と指摘。近世城郭建築として世界 遺産に登録された姫路城(兵庫県)と一本化し、シリアル・ノミネーション(同種の遺産群の推薦)の扱いにすれば、「道は開ける」と述べた。
posted by 88henro at 12:07| 会員へのご案内