2008年08月25日

世界遺産の暫定リスト新候補はゼロも?公募の32件、9月にも結論、文化庁は慎重ムード。

 共同通信によると世界遺産暫定リストの候補を審議している文化庁では、新候補はゼロになる可能性もあると慎重ムードに。
 以下、22日の共同通信の記事から。

 新たな世界文化遺産の候補を選んでいる文化審議会の特別委員会は25日、全国の自治体から募った32件の最終選考に入る。結論は9月中にも公表される見通しだが、7月に「平泉の文化遺産」(岩手県)が世界遺産登録を逃した影響で審議は慎重ムード。文化庁は「新候補はゼロになる可能性もある」としている。
 選考対象は、2006年の初公募で継続審査となった「四国八十八箇所霊場と遍路道」など24道県の19件と、07年に新たに募った大阪府の「百舌鳥・古市 古墳群」など12道府県の13件。選んだ候補は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の暫定リストに載せ、政府として今後10年以内をめどに世界遺産登録を目指す。
 だが、ユネスコは遺産の総数抑制のため登録審査を年々厳格化。リスト掲載済み候補の中で登録が最も有望視されていた「平泉」でさえ落選した現実に、関係者は「新しい候補はよほど慎重に選ぶ必要がある」と口をそろえる。
 特別委のワーキンググループはすでに32件について候補としての優劣評を終えている。特別委員の1人は「中には登録が有望なものもあるが自治体の提案をそのまま通すのは難しい」と話し、今回は新候補の選定を見送るか、選んだとしても暫定リスト掲載までに世界遺産としての意義付けの補強を求めるなど条件を付ける可能性を示唆している。
posted by 88henro at 10:51 | 世界遺産のニュース