2006年12月01日

「四国八十八ヶ所霊場と遍路道」世界遺産に向け、各新聞社で報道される

文化庁への国内候補追加への提案書は、30日に締め切られました。四国4県以外に24件、26県が提出。愛媛新聞をはじめ各報道機関もニュースとして取り上げています。
12月1日付の朝日新聞・愛媛版にも載っていました。その中で関係各界の人のコメントがありましたのでご紹介します。

四国四県経済同友会「四国遍路文化調査委員会」委員 中越眞・いよぎん地域経済研究センター社長「同友会としても全面的にバックアップする。将来の道州制を見すえ、4県で取り組めることとしても意味がある」
「四国遍路と世界の巡礼」シンポ実行委員会代表 内田九州男・法文学部教授「県民挙げての運動になればいい」「沿道の居住者とのコンセンサスなど、クリアしていかねばならないポイントはたくさん。過剰な期待はいけない」
第52番札所太山寺 吉川俊宏住職「県内では寺の修理に制限がかかる点を心配する声が一部あったが、ほとんどが賛成という」
「四国へんろ道文化」世界遺産化の会代表 第58番札所仙遊寺 小山田憲正住職「四国らしいおもてなし、心の世界遺産を四国から発進したい」


四国新聞(12/1付)の内容もあわせてご紹介します。(文化庁への提案関係では詳細な記事でした)
世界遺産に「四国遍路」提案−文化の独自性強調
四国遍路文化の世界遺産登録を目指す香川など四国四県は三十日、文化庁に対し、世界遺産の暫定リスト候補として「四国八十八カ所霊場と遍路道」を提案した。世界遺産候補の提案は四国で初めて。

提案書では、四国遍路は「空海ゆかりの八十八カ所の寺院をループ状に巡る全長千四百キロにおよぶ壮大な寺院巡拝」とし、宗派を超えて一般庶民が巡拝、それを接待などで地域が支える文化の独自性を強調している。

文化庁には、提案書を取りまとめた香川県の松尾恭成政策課長ら三人と徳島県の担当者が訪問。岩本健吾・文化庁記念物課長に提案書を手渡し、「千年を超えて続く四国遍路とお接待は世界に類を見ない独自の文化」とアピールした。

岩本課長は「発想としてはいいが、今回は期間が短かったこともあり、多くの提案が継続審査になる」との見通しを示した上で、「広域的な構想であり、関係市町も含めた四県レベルで支援・調整を進めてもらえれば」と継続的な活動を求めた。

最終的に24件に 追加申請決定は1月
世界文化遺産の登録に向けた自治体から文化庁への新たな提案が三十日締め切られ、この日だけで十二県が十一件の提案書を駆け込み提出。最終的に二十六県の二十四件となった。

文化庁はこれらの提案内容を検討し、来年一月中に、世界文化遺産の候補となる国連教育科学文化機関(ユネスコ)の暫定リストへ追加申請する候補を選ぶ。今後、自治体から遺産候補の提案があった場合は来年秋に実施する次の募集対象とする。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/
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