2007年08月14日

文化芸術懇談会in徳島で四国遍路を世界遺産にテーマにパネル討論が行なわれました。

 8月7日に徳島市・徳島県郷土文化会館にて「おどる国文祭〜開催記念イベント〜」の一環として「未来へ引き継ぐ四国遍路文化」と題してパネル討論が開催されました。遺産化の会からは小山田・武田両代表をはじめ藤岡氏、白石氏、新開氏、事務局から松木が参加しました。
徳島9
 このパネルディスカッションの中で加戸愛媛県知事は、民間の盛上がりの重要性を述べ「みかん一座」の公演やわれわれの「四国へんろ道文化」世界遺産化の会の署名簿などの活動を例に、世界遺産登録にむけて四国がひとつになって連携する時期であると述べられた。この様子は徳島新聞にも紹介されています。
(以下、8月8日付けの徳島新聞より)
四国遍路世界遺産登録へ連携 徳島市で4県代表ら討論 
 四国遍路の良さや遍路文化を守る方策について、四国四県の代表が文化庁長官を交えて語り合うパネル討論「未来へ引き継ぐ四国遍路文化」(同庁、徳島県主催)が七日、徳島市内の県郷土文化会館で開かれた。約六百人が聞き入り、世界遺産登録の目標に向かって、四国の産官学が連携を強化することの重要性をあらためて確認した。
 青木保文化庁長官をコメンテーターに、香川県のNPO法人「遍路とおもてなしのネットワーク」の梅原利之理事長(JR四国会長)、加戸守行愛媛県知事、 真鍋由子高知県商工会議所女性会連合会長、徳島文理大のディビット・モートン客員講師の四人が意見交換。飯泉嘉門徳島県知事がコーディネーターを務めた。
 四人は遍路文化を守る意義や未来へ引き継ぐ方策について話しながら、四県が連携して世界遺産登録への機運を盛り上げることの大切さを訴えた。
 モートン客員講師は、歩き遍路を体験した大学生の感想文を紹介しながら、「互いを助け合い、平等に扱う文化を、外国人と多くの日本人に知ってもらう活動 を続けなければならない」と強調。加戸知事は「民間の盛り上がりが文化継承への原動力になる。今こそ四国は連携する時期に来ている」と呼び掛けた。
 梅原理事長は遍路道の整備やメディアを通じたPR面といった課題を挙げながらも、「どこにも負けない最高の文化が世界遺産になるのは当たり前。そんな気概を持ちたい」。真鍋会長は「四国に大きなうねりがきているこの『ご縁』を逃すことなく活動したい」と意欲をみせた。
 青木長官は「お接待文化は非常にユニーク。四国に開かれた心、行動があることを世界に示すことは、世界遺産への基礎になる」と語った。
 パネル討論は文化庁の文化芸術懇談会の一環で第二十二回国民文化祭・とくしま2007(おどる国文祭)の記念イベントとして実施された。(以上、徳島新聞より)
徳島おどり.JPG
 この討議に先立ち、文化庁の官房政策課の小松課長より「文化庁の施策説明「文化芸術の振興に関する基本的な方針」の説明があり、日本の文化芸術に対する予算の適切性や地域における文化芸術活動に対する支援事業などについて述べられた。また、討論の後には徳島の代表的な阿波踊りの著名連による踊りの披露がありました。
posted by 88henro at 14:57| 会員へのご案内