2007年12月21日

四国霊場の世界遺産登録に向け、四国の4県知事らが文化庁に再提案。

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四国遍路の世界遺産登録に向け4県知事が提案書
(12月21日四国新聞から)
 「四国八十八カ所霊場と遍路道」の世界遺産登録を目指し、真鍋武紀香川県知事ら四国4県の知事が20日、文化庁の青木保長官を訪問。提案書を手渡すとともに、世界遺産候補地として同庁の「暫定リスト」に登録されるよう要望した。
 4県は昨年も同様に提案書を提出したが、保護対象とする文化財や保護手法が不明確だったことなどを理由にリスト入りは見送られ、継続審議となっていた。その後、同庁から指摘された課題について専門家の意見を取り入れながら修正を検討を重ね、今回の再提出に至った。
 真鍋知事が青木長官に提案書を提出した後、改善点や新たなアピールポイントを説明。文化財の保護手法としては、全88札所を一括史跡指定を目指すことや、遍路道についても全行程を国の史跡指定や市町村の景観条例などにより、保存管理するなど、具体的な考えを示した。
 さらに、現代にも受け継がれている「お接待文化」を強調。類似の巡礼道として既に世界遺産に登録されている「紀伊半島の霊場と参詣道」との違いなどを重点的に説明した。
 20分程度の会談を終えた真鍋知事は「四国の官民を挙げた取り組みである点や、他の巡礼と違う点を説明した。一定の理解は得られたと思う」と話した。
 世界遺産候補地は全国で公募。本年度は新規提出が13件あったほか、四国遍路など昨年からの継続案件が20件あり、審査結果は来年夏ごろに公表される予定。

四国霊場登録を再提案
世界遺産―文化庁に4県知事(12月21日愛媛新聞より)

 愛媛など四国四県の知事は二十日、文化庁による世界文化遺産登録候補の国内選考で継続審査とされた「四国八十八ヵ所霊場と遍路道」の候補入りを求め、青木保文化庁長官に共同で再提案した。同庁側は資産価値を認めた上で「息の長い取り組みが必要」との考えを示したという。
 再提案書によると、前回の提案で不明確とされた保護対象資産を八十八の全札所寺院と遍路道、沿線の伝統的な町並みとし、史跡指定、重要文化的景観・重要伝統的建造物群選定による保全を目指す。提案者には霊場などがある五十八市町村と、全札所でつくる「四国八十八ヵ所霊場会」が加わっている。
 四県知事は、文化庁の青木長官と高塩至次長と面談。同庁側から「提案されている中で、規模としては四国遍路が最大。壮大であるがゆえに(世界文化遺産登録の条件の一つである)国内法で保護措置を築くのは大変な作業になるだろう」との意見が出されたという。
 再提案後、加戸守行知事は「千四百キロに上る遍路道の規模の大きさ、お接待の心など、他の提案と比べものにならない」と資産価値の高さを強調。「道、心、文化性を総合的に判断してほしい」と訴えた。
 登録候補への提案は、予定を含め全国で三十三件。文化庁は08年夏ごろまでに審査結果を発表予定。
posted by 88henro at 09:30| 世界遺産化へのニュース