2008年01月21日

お遍路さんの休憩場所・ヘンロ小屋プロジェクト第27号の落成式が、鎌大師堂(松山市・旧北条下難波地区)で執り行われました。

 近畿大学の歌一洋教授が進めているお遍路さんの休憩小屋建設「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」の第27号棟が、松山市・旧北条の下難波地区にある鎌大師堂(花へんろ第一番札所)に完成し、1月21日、落慶法要と落成式が行われました。
tw.jpg
(鎌大師堂での落成式)
e[vJbg.jpg
(関係者によるテープカット・左から2人目が歌先生、右端が西山堂守)

 当日はあいにくの肌寒い小雨模様でしたが、地元の地区関係者をはじめ、「四国八十八ヵ所ヘンロ小屋プロジェクト」を支援する会、建設に協力された方々など、多くの人たちが参集し、西山明応堂守による魂入れ、落慶法要、工事にご尽力された関係者によるテープカットなどを行い、小屋の完成を祝いました。小屋は総檜で瓦は菊間瓦。鎌大師堂の境内ということで寺院の堂宇としても立派な小屋になりました。設計をされた歌先生によると、四隅の柱は「同行二人」をイメージした二本柱を採用。梁の組み方も本格的で金物などを使用せず、すべて木枠による組処理で構成されています。既存のヘンロ小屋としても三本の指に入るほどの立派さ。腰板はガラス使用で、冬にはこの地域名物の寒風を防ぎ、夏は取り外して涼風を感じられる凝った仕様です。
S.jpg
(完成したヘンロ小屋の全貌)

 落成式の後には、地元の鎌大師講婦人部の方たちによるご詠歌や先代住職の手束妙絹さんの作詞された「鎌大師賛歌」のご披露、また本堂では甘酒のお接待などもあり、厳寒の中でしたが心温まる落成式でした。
r.jpg
(地元の婦人部によるご詠歌の奉納)
posted by 88henro at 16:12| 会員へのご案内